2025.01.06
よくある「0キロカロリー」について
⭐️食品添加物①⭐️
こんにちは!
仙台りんく整骨院、担当の若月です。
定期的に健康に関する情報を発信しておりますが、今回からシリーズで「食品添加物」についての情報を発信させて頂きます。
昨今、食品添加物についての関心が高まってきています。
食品添加物があるお陰で食生活が便利になっている一方、過剰に摂取することへの問題も取り上げられることも多くなってきました。
今回、食品添加物についての情報を発信する中でお伝えしたいことは、「食品添加物を正しく避け、正しく利用する」ことです。
正直現代社会では食品添加物を完全に避けることは不可能に近いことです。完全に食品添加物を悪と思ってしまうとストレスになってしまうので、便利さを享受するところと、ここは避けておこうと意識するところを分けて考えて頂けたら幸いです。
第1回目の今回は、「0キロカロリー」についての情報をお伝えします。
最近スーパーやコンビニで買い物をしていると「0キロカロリー」や「プリン体0」などの文字をよく目にします。
世の中の健康意識の高まりもあり、特に清涼飲料水やお酒に、このような商品が多く売られています。カロリーが高いと太りやすなどのイメージから「0キロカロリー」を好んで買う方も多いのではないでしょうか?
では、ここでお酒のビールを例にとって説明させて頂きます。
通常ビールは、「麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ」が原料となり作られています。
それに対し、ビールの中でも「0キロカロリー、プリン体0」のビールの原料は「麦芽エキス、アルコール、炭酸、酸味料、香料、乳化剤、調味料(アミノ酸)、苦味料、酸化防止剤」となっています。
見ての通り、原材料表示にかなりの差があり、かなりの添加物が含まれていることが分かるかと思います。
簡単に言うと、ビールから糖質とプリン体を抜いてしまうと非常に美味しくない液体が出来上がってしまいます。それに様々な食品添加物を含めることで、何とかビールに近い味にしているのです。
しかも日本では「食品添加物の一括表示」というものが認められており、実は乳化剤、調味料、酸化防止剤などはそれぞれ2〜3種類くらいの添加物からできており、それを考えると食品表示に書いてある添加物の量よりもはるかに多い添加物が含まれていることになります。
食品の基本として加工度が上がれば上がるほど添加物の量が多くなるというものがあります。
何事もシンプルが一番です。
このことを知った上で「普通のビール」と「0キロカロリーのビール」、どちらを飲みますか?
あくまでも私の意見ではありますが、大量の食品添加物が含まれているビールよりも原材料がシンプルな普通のビールを適度に飲むことの方が体に良いのではないかと思います。
お酒の好きな方は、お買い物の際に参考にして頂ければと思います。
今後は、基本調味料の醤油、砂糖、みりん、塩などについてシリーズで情報をお届けしますので、是非参考にして頂ければと思います!