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コラム

2024.03.26

姿勢と自律神経の関係

肩こり

腰痛・ぎっくり腰

首の痛み

前回は、姿勢と症状の関係についてお話をさせて頂きました。

今回は、それに引き続き、そもそもなぜ姿勢が悪くなるのかということについてお話をさせて頂きます。

姿勢の問題=自律神経の問題

姿勢を保つ要素として筋肉が上げられますが、大きく筋肉は二種類に分けられます。一つは運動をするためのアウターマッスル(身体の浅い部分にある筋肉)、もう一つはインナーマッスル(身体の深い部分にある筋肉)です。このうち姿勢を支える役割を果たしているのはインナーマッスルです。

ここでポイントなのは、インナーマッスルをコントロールしている神経です。筋肉は働く上で神経からの指令の伝達がないと働くことができません。

インナーマッスルへの神経の伝達は、実は自律神経なのです。

自律神経とは、簡単に言えば「自らの意思では働きを変えることができない身体の機能をコントロールする神経」です。例えば内臓の働き、免疫、血流、体温、ホルモンバランスなど、これらは自分で働きを変えたいと思っても基本的には変えることができない身体の機能であり、このようなものが自律神経に調節されているものになります。姿勢はこの自律神経によってコントロールされています。

つまり

「姿勢の問題=自律神経の問題」

ということです。

姿勢を良くする=自律神経が良くなる

自律神経は、右半身と左半身で調節しているシステムが分かれているので、左右でアンバランスな自律神経の状態になると左右非対称な姿勢となり、自律神経全体の機能が弱くなると姿勢を支えられない猫背のような姿勢になってしまいます。

自律神経に問題を起こし、姿勢が悪くなるとそれを支えるために身体の各部分に負担がかかり痛みの原因になります。そして、自律神経の問題ですので、内臓の不調や睡眠障害、イライラなどの気持ちの問題も起こしやすくなります。

姿勢を良くするということは自律神経を良くするということなのです。