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コラム

2025.01.14

食品添加物③「本物の醤油」と「醤油風調味料」とは?

あゆみの整体院

⭐️食品添加物③⭐️

 

こんにちは!
仙台りんく整骨院、担当の若月です。
今年もよろしくお願申し上げます。

 

定期的に健康に関する情報を配信させて頂いておりますが、今回は食品添加物③ということで「醤油」についての情報を配信させて頂きます。

 

皆様は普段どのような醤油を使用されていますか?ほとんどの方がスーパーで買うことができる200円から400円くらいで買うことができる醤油を使っているのではないでしょうか?
実はこれくらいの価格帯の醤油のほとんどが「醤油風調味料」なのです。本物の醤油ではなく、様々な食品添加物を調合することで醤油っぽいものを作った言わば「まがいもの」です。

ここで「本物の醤油」と「醤油風調味料」がどのようなものなのかを簡単に説明をさせて頂きます。

 

「本物の醤油」と「醤油風調味料」とは?

 

●本物の醤油

本物の醤油の原料は、大豆と小麦、塩と麹です。麹からつくられた酵素が大豆や小麦のタンパク質をアミノ酸に、でんぷんを糖分に変え、これが醤油の旨味のもとになります。
醤油の色はアミノ酸が糖の一部と結びついてできます。
全てが麹の力だけで醤油を作り出すので、手間もかかれば時間もかかります。昔ながらの本物の醤油は出来上がるまでに1年以上かかるのです。

 

●醤油風調味料

醤油風調味料は、本来の醤油よりももっと早く、もっと安価にすることから製造が始まりました。醤油の旨味の元となるアミノ酸を発酵によってつくる場合時間とコストがかかるのです。
大豆のタンパク質を塩酸で分解すると簡単にアミノ酸が作れます。一昔前は鳥の羽からアミノ酸を開発しているメーカーもあったほどです。
この人工的に作られた醤油風調味料は「新式醸造醤油」を言われ、若干メーカーによって違うものの原材料表示は以下のように書かれています。
脱脂加工大豆、アミノ酸液、ブドウ糖果糖液糖、グルタミン酸ナトリウム、5`-リボヌクレオチドナトリウム、グリシン、甘草、ステビア、サッカリンナトリウム、増粘多糖類、カラメル色素、乳酸、コハク酸、安息香酸ブチル。
どうでしょうか?本物の丸大豆醤油と比べるととんでもなく多くの添加物によって製造されていることが分かるかと思います。これらの添加物を使用して醤油風調味料を製造することで、製造ことを安価に、かつ発酵させる手間をかけないことで早く製造することができるのです。
味付けのうちの一つの調味料として使っただけで、これだけの添加物を取ることになってしまうのです。

 

本当の製法で作った丸大豆醤油は1リットルあたり1,000円を超えるものも少なくなく、普段スーパーで買うものに比べると割高にはなってしまいます。

 

ただ逆に言えば、調味料を変えるだけで、これだけの数と量の添加物を避けることもできるのです。
そして何よりも本当の製法で作った調味料を使って料理をすると本当においしくなります。

 

普段よく使うものだからこそ、それを良いものに変えるべきだと思います。

 

まずは生活の中で負担にならず、実践しやすいところから継続する。これが健康への第一歩かと思います。

次回は「砂糖」についての情報をお届けする予定です。